初めまして。田中直人と申します。
研修生の山本明果梨です。
本日からMinecraftのPluginであるSkript講座をやっていくよ。
SkriptというとPluginのような難しい知識は使わずにいろいろなことができるものだと認識していますがあっているのでしょうか?
最初のうちはそれぐらいでいいと思うよ。今回はその準備編やっていくよ!
大前提
以下の項目を必ず意識してSkript製作に励んでください。
- Googleと仲良くなる
- 英語が苦手でも積極的に英語の文献を読みに行こう。
- Pluginの基本は理解している
ダウンロードの仕方と注意点
ダウンロードするときはGoogleを信用しないで…
まず,ダウンロードの仕方ですがさっそく大前提を無視します。
というのもGoogleで『Minecraft Skript Download』と検索するとよくあるミスとして最新バージョンに対応していないSkript配布ページが表示されることがあり,そこからダウンロードした人がSkriptが読み込まれない…と困ることがよくあります。
なのでダウンロードするときは必ずskUnityというサイトのダウンロードページからダウンロードするようにしてください。
ダウンロードするときはバージョンに気を付ける
1.12以下のサポート終了について
実はこの記事を再度作り直そうと考えたときに知ったことがあって,この記事ではSkriptバージョンは2.6.1を使って講座を展開していくのですが,2.6.x以降のバージョンでは1.12以下のサポートが終了するらしいです。
なので,2.6.x以降では1.12.2は使えなくなると考えられます。
サポート終了とは言えセキュリティ的な問題が発生した場合のパッチなどが移植されることはあるようです。ですが,新機能などは追加されないのでアドオンなどに頼ることになると思います。
参考元: github.com/SkriptLang/Skript/releases
開発中バージョンはダウンロードしない
これはよくあることなのですがダウンロードページにはbetaと書かれたバージョンやalphaと書かれたバージョンがあります。そちらのバージョンは開発中バージョンなのでバグなどがあったりします。最新バージョンが開発中バージョンであるなら最新の正式リリースバージョンをダウンロードするように心がけましょう。
Skriptファイルを生成する
Skriptプラグインをダウンロードしてサーバーのプラグインフォルダに入れたらさっそくサーバーを起動しましょう。起動したらコンソール上にエラーなどが出ていないか確認しましょう。
たまに動きませんと質問する人が一番最初のSkriptプラグイン自体を読み込む段階でエラーが出ているのにそれを報告せずに解決に時間がかかるということもありますので注意しましょう。
エラーが出ていなければSkriptのプラグインフォルダーに以下のファイルとフォルダーが生成されていると思います。
この中のscriptsフォルダーを開きます。
開くと-から始まる拡張子が.skのファイルがあると思います。
これはSkriptのサンプルプログラムです。
Skriptは-から始まるファイルを読み込まないという仕様があるのでこれらは残していてもいいですがいらないのであれば削除しましょう。
あとはここに任意の名前.skというファイルを作成します。
私はmain.skとしました。
文字コードには気を付けよう
コード内に日本語などを使用しているとプラグインはしっかりと読み込んでくれない場合があります。その対策としてファイルの文字コードをUTF-8に設定しておきましょう。
今回はたくさん注意点などが勉強出来ました。
そうだね。初心者ならではの注意点なんだけどたまに慣れた開発者でも間違える場合があるので覚えていて損はないよ。
次回からは実際にコードを書いていくから見て行ってね。
執筆者挨拶
始めましての方は始めまして
そうでない方はいつもお世話になっております。
MonsterLifeServer 運営 兼 開発者 兼 動画編集者 のもんすたぁです。
以前,Qiitaさんの方で入門編・基礎編・応用編といくつか記事を書いていたのですが意外とその記事を多くの方が活用してくれているということを最近知りまして,再度読み返していたらあまり役に立たないな…ということで再度ここで記事を書くことにしました。
最初の方はすべてQiitaさんに投稿した内容ばかりにはなると思いますが,コメントやDiscordグループの方でリクエストされた内容の記事も書いていけたら…と思っております。
依然,Minecraftサーバーのバージョンは1.12.2のSpigotでSkriptバージョンは2.6.1とさせていただきます。既述したようにサポート終了の問題でたまに製作バージョンを変えたりするかもしれませんが基本的には同じバージョン構成でやっていきます。
アドオンはその講座で必要最低限のものだけを使っていくのでよろしくお願いいたします。
講座について
当講座で紹介したソースコードはGitHubにて公開されています。
GitHubページはコチラです。
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